妊娠中の注意

妊娠中の注意

妊娠高血圧症候群

妊娠高血圧症候群は以前は妊娠中毒症と呼ばれていた病気です。
妊娠20週から産後12週までの期間に高血圧が見られる場合を妊娠高血圧症候群と診断します。

40歳以上の方、肥満の方、ご両親に高血圧や糖尿病がある方などが起きやすいとされています。
症状としては頭痛や眼華閃発(目の前がチカチカする)急激な体重増加などが見られ、進行すると赤ちゃんの成長が悪くなったり、分娩前に胎盤が剥がれてしまうこと(常位胎盤早期剥離)が起きることがあります。

定期的に妊婦健診を受診していただくことで、早期に発見し管理を行うことができます。

貧血

妊娠すると体の中では、血液の量が増えますが、酸素を運ぶ役割をしている赤血球と言う細胞は急に増える事はできないため、血液は薄い状態で量が増えることになります。

また、赤ちゃんの成長に伴い鉄分が必要となるため、鉄分不足になりやすく貧血になることがあります。妊娠の後期には妊婦さんの約2割が貧血になると言われています。

つわりの時期には、無理をする必要はありませんが、つわりの症状が落ち着いたころから鉄分を含んだバランスのとれた食事を心がけてください。

体重管理

妊娠中は赤ちゃん、胎盤、羊水に加え乳房が発達するなどして体重が増えます。
適切な体重の増加量は妊娠前の体格によって個人個人異なっています。体重増加が多すぎる場合には、妊娠高血圧症候群となる可能性や、分娩が帝王切開となる可能性が上がります。

また、体重増加が少ない場合には赤ちゃんの成長が悪くなったり、切迫流産や切迫早産となる可能性があります。妊娠中はバランスのとれた食事をとり、適切な体重増加を心がけましょう。

妊娠中の出血

妊娠中に出血が起きることがあります。問題のない出血として、分娩が始まる際のおしるし(産徴)があります。しかし妊娠の異常により起きる出血があります。危険なものとして、流産や早産の兆候となる出血や、胎盤が妊娠中に剥がれる常位胎盤早期剥離などが挙げられます。

その他、子宮の出口付近にポリープがある場合など出血することがありますが、いずれにしても異常なものなのかは、診察しなければ分かりませんので、出血があった際にはいつでも構いませんのでご連絡して受診してください。

宝マタニティクリニック

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【休診日】日・祝日(水・土曜日の午後) 【面会時間】9:00~21:00
 ※当院は妊娠中の方と赤ちゃんのため、院内および敷地内はすべて禁煙となっております。

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